idesは、いわゆる「人工無能」ではありません。idesは、あるアルゴリズム(つまり、その実現形としてのプログラムやシステム)が、思考するということを想定して作られています。つまりただ単に、単語の組み合わせに反応して、「最適」とされる返答を返すという、「人工無能」とは違うものを目指しているということです。
idesは、入力されたすべての文を、ある形式に変換します。この形式は、入力された文の意味内容や論理を反映するような方法で構成されています。
idesは、入力された文を「知識」として内部に蓄積していきます。そして、対話者が質問文を入力した場合、自分の内部に蓄積された「事実」と「論理」を使って推測を行い、知っていることであれば、答えを返答します。
ides-AZILEは、idesをエンジンとして作成された、Twitter上で機能するTwitter Botです。
ides-AZILEは、主としてフェリス女学院大学文学部高田ゼミの学生たちが、
idesへの事実文や論理文や質問を入力することによってidesの知識を増やすためのシステムとして構築されました。
また、idesが処理できない文がどのようなものであるかを知ることも目的の一つです。